使いやすくなりました

最近、弊社の前を通った方は「なんか工事しているなぁ」と思われた事でしょう。
そうです、しばらくトンカンやっておりました。

今回の社屋の工事の目的は二つあります。
ひとつは玄関周りを広くしてゆったりとお客様をお迎え・お見送りしたいという事です。ついでに非接触として玄関の自動ドアも実現できました。
2つ目が1階と2階に別れていた事務所を、全て1階にして部署間のコミュケーションを取りやすくする事でした。
今まで営業と工事・設計のスタッフがそれぞれ1階と2階に分かれていてちょっとした相談、連絡がし難いことがありました。今回、1階の面積を増やしたので事務所がワンフロアーの大部屋となり全員の顔を眺めて仕事ができるようになりました。

どちらにしても自分達の仕事がしやすくなることがゴールではなく、お客さまへのサービスの向上を目指すことが目的と考えています。

-ORINAS通信 2022年5月号より-

トイレ美術館 展示替え

年が改まって早くも1ヵ月あまり、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はこの年末年始のお休みを利用して、我が「トイレ美術館」の展示替えを行いました。

私のささやかな趣味のひとつに展覧会の絵葉書コレクションがあります。
仕舞っておいても仕方がないので20年ほど前から気に入ったものを1枚ずつトイレの壁に貼ってきました。
しかしもう、新規に購入したものを貼るスペースはありません。数えてみると壁の絵葉書の数は200枚余り。

今回思いきって、残したい作品30枚ほどを残してあとは全部はがしてしまいました。
同時に収蔵庫の中から展示したい作品を選び出し、繰ったトランプを並べるように手あたり次第貼ってゆきました。
隣り合う作品同志もいろいろな組合せがあり、仏像の横に現代アート作品がきたりします。その調和、不調和で壁に躍動感が生まれました。

新装なったトイレ美術館は自分が気に入って集めた作品だけあって気持ちの良い空間になりました。
しばらくこの展示で行く予定ですがまだ2回転はできるストックはありますのでまたいつか展示替えを楽しみたいと思います。

ーORINAS通信 2022年3月号よりー

 

2022年新年のご挨拶


新年明けましておめでとうございます。

旧年中の皆様のご愛顧に心より感謝致します。

今年もスタッフで力を合わせてサービスの向上に努めてまいりますのでどうかよろしくお願い申しげます。

まる2年の付き合いになる新型コロナもまだスッキリしない年明けですが、内向きに閉じこもっていた時期から少しは表に出ようという感じが生まれています。
私たちも地域が元気になれるよう少しでもお手伝いができればと頑張っていきます。

ーORINAS通信 2022年新春号よりー

高野山 町石道を歩く

ORINAS通信2021年6月号で紹介した高野山への町石道ですがこのたびついにフルコースを完歩しました。
九度山の道の駅から高野山の大門まで約20キロの道のりです。
普段は1日平均2,000歩しか歩かない私としては無謀なチャレンジでしたが朝8時に出発して夕方4時前には大門到着。この季節は暑くなく寒くなく紅葉が盛りで景色を楽しみながらの山歩きは誠に気持ちの良いものでした(途中まで・・・)。

後半は足のソコ・ココに痛みを感じるようになり、両手に持ったストックが頼りです。大門前の急坂では手で登ると言った方が相応しい状況でゴールになりました。
今まで高野山に登るときは車か電車で行くのが当たりまえでしたが昔の人のように歩いて登れたというのでちょっと自信がつきました。
あと、全身で歩くと頭の中が空っぽになってストレス解消になりました。

高野山では昨年から金剛峯寺で公開されている千住博画伯の襖絵が圧巻でした。機会があればぜひご覧ください。

高野山金剛峯寺襖絵「瀧図」

ーORINAS通信 2022年1月号よりー

コロナで変わったこと

今月は、先日お引き渡しできたリノベーション事例を紹介させて頂きます。

お客様は有田出身で東京在住の方です。奥様のご実家が広川町にあり、しばらく空家になっていました。
ご主人がこのお家を蘇らせることができないかと考えられて、弊社にご相談いただきました。
しかし、当時コロナの感染が拡大していて東京からの帰省がままならない状態でした。そこで、打合せ、見積もり、契約、工事の進捗の確認をメール、郵送、zoomのみで行いながら工事を進めました。
ワクチン接種を終えた施主様がやっと東京から見えて完成直前の建物をご確認頂いたのは今年の7月。工事の仕上がりに満足いただけて私達もホッとしました。
信頼して任せて頂いたお客様に感謝です。
これはコロナ禍で制約がありながらもIT技術の進歩に助けられた例です。

今、LIXILではオンラインでのショールーム相談を進めています。
お客様自身はご自宅に居ながら希望にあった商品をご覧いただく事ができ、自由に質問する事もできます。
これも新しい時代の工夫かなと思います。
ーORINAS通信 2021年12月号よりー

サイクル型工務店

先日、オンラインによるLIXILリフォームショップの全国オーナー会で20年加盟表彰を頂きました。
私がこのフランチャイズ(当時トステムの子会社 ホームウェル)に加盟したのは、新築やリフォームをさせて頂いたOB施主様との継続的なお付き合いを大切にする「サイクル型工務店」という理念に共感したからです。

「サイクル型工務店」とは、新築→メンテナンス→リフォーム→建替え(数十年後)という長いサイクルで事業を継続する工務店のことです。昔、大工の棟梁が代々地域の建物を守ってきたのと同様です。
私はその役割を担いたいと考えて加盟し、三洋住宅で新築させて頂いたお客様宅への訪問を始めました。

その後、トステムがLIXILになりホームウェルの事業もLIXIL本体に吸収されたりと変遷がありましたが、OB施主様を大切にすることを事業の核とする理念は変わっていません。

長引く新型コロナの影響でいろいろな繋がりが希薄になってきている時代です。そんな時こそ私たちの活動が大事になってきていると感じています。

-ORINAS通信 2021年11月号よりー

第16回夏休み工作教室はオンライン

昨年はコロナ感染症の拡大防止で中止を余儀なくされた「夏休み工作教室」ですが、今年は何とかして開催に漕ぎつけました。とは言っても実際に集まるのはリスクがあるのでZOOMを使ってオンラインで開催しました。

 

 

事前に材料をご自宅にお届けしました。一通りの説明を終えた後は3〜4人のグループに分かれて指導役のお兄さん(?)たちの先導で一緒に金槌を振ってもらいました。
慣れない手つきでなかなか思うようにはいかなかったと思います。
お父さんやお母さんに手伝ってもらう子もいました。ワイワイやりながらも1時間ほどで全員貯金箱を完成させることができました。

初めてのオンライン工作教室をやってみて私たちも気づいたことがあります。
一番のメリットは涼しいこと。
例年、会社の前にテント張りの仮設会場を作って開催していましたが盛夏の屋外での作業は暑くて大変でした。
また今回は、ご自宅での参加ということで周りを気にせず親子での工作に専念できたのではないかと思います。

工作教室はモノづくりの楽しさを少しでも子供たちに味わっていただきたいとこだわって続けてきました。
日頃はゲーム等のバーチャルな遊びに囲まれている世代にも手指を使った素朴な体験が大切だと思います。

-ORINAS通信 2021年10月号よりー

創業50年

コロナの騒ぎがあり式典等の催しはできていませんが、実は 三洋住宅はこの夏創業50周年を迎えます。
1971年(昭和46年)のことです。私は小学6年生。今月は当時の思い出を書いてみたいと思います。

 

創業時は「三洋商事」と言って土地の売買をしていました。
なぜ「三洋」かとよく聞かれますが親戚の農家3人で始めたからというささやかな理由です。
その後、父の従兄弟が辞めたので義弟である叔父と二人でやる事になりました。
当初、事務所はなかったのでお客様からの電話は自宅にかかってきました。

創業当時の父は40歳代になったばかりで、それまではみかん作りに専念していました。
父は農作業と兼業で夜中まで働いていましたがとても楽しそうでした。
これは農家の長男に生まれて進学を断念し、家を継がなければならなかった父にとっては天職を見つけた思いだったのでしょう。

農家としての年収の数倍もの借金をして新しい事業を始めた父たちの苦労も大変なものだったと思います。
その後オイルショック、バブルの崩壊等幾多の環境変化の試練がありました。
その度に事業の内容も変えながらよく続けてこられたと思います。

50年という貴重な節目を迎えて、会社を育てていただいたお客様、地域の皆様、創業者、今までの社員の皆さん、取引先の皆さんへ改めて感謝いたします。

ーORINAS通信 2021年9月号よりー

新型コロナウイルスとウッドショック

昨年、新型コロナウイルスの騒ぎが始まった時、誰が今の事態を予測できたでしょうか。住宅業界で起きている「ウッドショック」のことです。ウッドショックとはこの春から起こった住宅建材用の木材不足のことです。日本は材木の大半を北米や北欧から調達してきました。この数十年間、輸入材は安く大量に供給されてきました。そこに起こったのが新型コロナウイルスの蔓延です。

アメリカの都市で仕事をしていた多くの人たちがオフィスに出勤せずにリモートで仕事をするようになりました⇒リモートで仕事ができるなら自然の豊かなところに住みたい+コロナの経済対策で米政府がお金をジャブジャブ出した⇒アメリカで新築ブームが発生+る木材需要の増加⇒世界的な木材不足⇒日本に輸入材が入ってこない⇒国産材に需要が集中⇒急に増産できないため全国的な木材不足⇒日本での住宅価格の上昇、建築工期の遅れ・・・となっています。

三洋住宅は長年、紀州材オンリーできたため生産者との信頼関係でなんとか供給してもらっていますが今後値上がりは避けられないでしょう。

このような悪影響だけでなく、日本もアメリカのように都市に住む方々が地方に移り住むようになれば高い住宅費や通勤地獄から解放され、地方にも活気が戻ります。アフターコロナには暮らしに豊かさを感じる社会が到来してほしいと思います。

ーORINAS通信 2021年8月号よりー

そこに山がある

30年ほど前に大阪から帰ってきたばかりの頃、春から初夏にかけて山の木が芽吹いてもりもりと湧きあがっているのを見て驚いた記憶があります。高校生までいつも見ていたはずですが、当たり前の風景でなにも感じませんでした。今でもこの時期の山をみるとワクワクします。

 

先日近場を楽しもうと、妻と高野山に登るコースを歩いてきました。
九度山駅の近くに車を停めて慈尊院からスタートです。そのまま高野山の大門まで登るとほぼ20キロのコースになりますが、今回は途中から南海高野線の上古沢駅まで降りて、電車で九度山駅まで戻るハーフコースにしました。
山道の登りは私にとっては厳しいですが、古くから高野山への正式な参拝ルートだったそうで昔の人の足跡を辿る興味もあり楽しい道のりでもありました。
高野山町(ちょう)石(いし)道(みち)と言って109メートルごとに石の道標が立っています。その石に刻まれた数字が山頂に向けてだんだん小さくなっていくのが楽しみで足の痛みも忘れて歩くことができました。

密にならずに気軽に楽しめるところと選んだ山歩き、普段はインドア派の私でも日常のことはすっかり忘れてスッキリできました。次回は残りの半分にトライしたいと思います。

-ORINAS通信 2021年7月号より-